翁明窯元 of 翁明窯元


ようこそ、翁明窯元へ。鬼丸翁明、尚幸の親子二代の窯元です。

翁明窯元へようこそ
 おうめいかまもと

P1000652.JPG福岡県の山あいにある、陶の里「小石原」。
豊かな自然と、湧き出る名水。
漆黒の夜空には無数の輝く星。流れ星や天の川が見えることもしばしば。
そんな大自然と四季のうつろいを五感で感じつつ、作陶家が技を磨き心を込めて作り上げた器たちが、皆様をお待ちしております。

1983年 鬼丸翁明により、翁明窯元開窯
2008年 鬼丸尚幸も、窯元にて作陶開始
現在、親子2代で作陶しております。

翁明窯ではこんな器が作られています。


小石原焼

P1000657.JPG小石原焼(こいしわらやき)は福岡県朝倉郡東峰村(元小石原村)にて焼かれる陶器。主に生活食器が焼かれる民陶。
1682年に、黒田光元が伊万里から陶工を招いて窯場を開いたのが始まりで、筑豊地方で最初の焼き物産地となった。
刷毛目、飛びかんな、櫛描きなどによって表現される独特の幾何学的な紋様が特色。後にその技法は大分県日田市の小鹿田焼に伝わっており、小鹿田焼とは姉妹関係にある。
日本の陶芸界に大きく影響を与えたバーナード・リーチによって、「用の美の極致である」と大きく称賛された。
翁明窯の小石原焼は、伝統技法を用いた新たなデザインとして、プレートやボウルなど、現代の食卓にもマッチする器づくりにも取り組んでいる。


高取焼

P1000719.JPG高取焼(たかとりやき)は、江戸時代黒田藩の御用窯として繁栄した、古い歴史をもつ茶陶窯。
慶長五年(1600年)朝鮮出兵の際、筑前国領主黒田長政が、陶工の八山親子を朝鮮より連れて帰り、高取山の麓永満寺宅間に開窯したのが始まり。
鬼丸翁明は小石原焼の陶作家として永く作陶に勤めて参りましたが、平成元年頃より笹山登古氏に師事し、後継者として高取名を拝命。伝統と技を継承しつつ深みのある丁寧な作品作りに努める。
作品は茶入れ、水指、茶碗、建水、茶器類はもちろんのこと、高取焼の技法を活かした斬新な食器作りも手がける。
釉は自家調製の高取黄釉、飴釉、春慶釉、合さび釉、ふらし釉、白ナダレ釉、他。


青白磁(磁器)

DSC_5103.JPG青白磁は鬼丸尚幸が作っています。
大学で9年間学んだ技法に独自の技法をプラスして、新しい造形を目指しています。
磁器を素焼前の状態で彫刻して、草花や動物の模様、線で構成された鎬(しのぎ)模様
などを、壺や鉢や食器類に装飾しています。
今後は色絵磁器や陶器類の色々なものに挑戦していきます。


窯元の風景をのぞいてみましょ

工房

P1000554.JPGお店のすぐ奥にある工房。
ここですべての作品は作られています。
一番奥には、登り窯があります。
見学もできますよ。


P1000808.JPG白化粧


P1000566.JPGガス窯の窯詰め



P1000579.JPG手書きの銘



展示場

DSC_4637.JPG翁明窯元の展示場は、大木で作られた高い天井の梁を中心に、木のぬくもりを大切に作られています。



DSC_4636.JPGゆったりと器に触れ、お気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。



みなさまのご来店を、心よりお待ち致しております。